コレクション
MuseumCollectionアンフォーラ
制作年 19世紀後半アール・ヌーボー期”アンフォーラ”とは元来、両の把手が付いた壺を意味していた。
古代ギリシャ、ローマにおいては酒や水を貯蔵する用具であった為か、計量数としてこの言葉を使っていた。しかし、現代では一般的に”やきもの”といったイメージの方が強い。
アール・ヌーボー期、オランダ、オーストリアを中心として盛んに制作された”アンフォーラ”は非常に凝った装飾で、主に花や女性の優雅な姿を形どった陶器として人気が高い。
作者不詳

late 19th century 陶器 高さ56.1cm
19世紀後半のアールヌーボー様式の陶器製花瓶。花瓶にはアイリスの花の首を持ち、横たわる女性と、トンボと蜘蛛の巣で装飾されている。