ベルナール・ビュッフェ

フランス・パリ生まれ。

幼少期から画家を志し、15歳でフランス国立美術学校エコール・デ・ボザールに入学。以降その才能を発揮し始める。

1947年、初の個展を開催。その才能を認められ、アンデパンダン展、サロン・ドートンヌに出品する。黒い描線と抑制された色彩は、第二次世界大戦後の不安感や虚無感を映し出し、世界中の人々の共感を呼んだ。人の孤独感や生に対する不安などを生物に託し、具現化して描いた作品は、数々の賞を受賞する。

46歳でフランス・アカデミー会員となり、65歳ではレジオン・ドヌール勲章を受ける。

日本との交流も多く、何度も日本へ訪る。フランスを代表する画家の一人として世界的名声を得ていたが、1999年10月4日71歳で死去。