コレクション

MuseumCollection
Bourdelle, Emile-Antoine

エミール=アントワーヌ・ブールデル

1861-1929

フランス南部のモントーバンに生まれる。

15歳でトゥールーズの美術学校に入学。7年後、フランス国立美術学校エコール・デ・ボザールに進学する。その後、パリにアトリエを見つけ、活動拠点とした。1893年からは、「近代彫刻の父」と称されるオーギュスト・ロダンの助手として15年間に渡り共に活動し、独立後はロダンの後継者としての地位を確立していく。

ロダンから強い影響を受けるも、《アポロンの首》を制作する1900年頃から、独自の彫刻様式を形成していった。

神話を主題にした作品を残す一方、記念碑や肖像彫刻も多く手がけた。近代フランス彫刻を代表する一人に数えられ、日本人彫刻家にも大きな影響を与えた。

Tête

頭像

画像 Tête
制作年不詳 ブロンズ彫刻 20.1×11.5×9.1cm

頭に葡萄が付いており、ギリシャ神話に登場するブドウ酒と豊穣の神ディオニュソス(ローマ神話における名はバッカス)をモチーフにした作品と思われる。

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