コレクション

MuseumCollection
Takanori, Ogisu

荻須高徳

1901-1986

愛知県稲沢市生まれ。

高校卒業後、川端画学校で1年間過ごしたのち、東京美術学校西洋画科へ入学。1927年美術学校卒業後、フランスへ留学。翌年にはサロン・ドートンヌに2点出品し、入選。その後も毎年展覧会に出品し、1936年にはサロン・ドートンヌ会員に推挙される。

1940年、13年ぶりに帰国すると新制作派協会に会員として迎えられ、同会第5回展に滞欧作10点を特別陳列する。同年、作品一点が文部省買い上げとなる。

1948年、日本人画家として戦後初めてフランス滞在を許可され再び渡欧。1956年にはレジオン・ドヌール勲章を受ける。この頃からヨーロッパ各地を旅し、多くの展覧会に出品。日本あ各地でも個展を開催する。

1972年、勲三等に叙され、旭日中綬章を授与される。1986年パリのアトリエで84歳で死去。同日、文化勲章を授与される。

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